特許 第3276622号
 第2回現地見学会 平成12年5月11日
第1回見学会での好評をうけ、特許技術へと発展し、その第1号の「ツレール君」の技術を公開致しました。当日は「空飛ぶツレール君」・「自走式破砕機」・「油圧式セリ矢」・「ティコ」等の見学会を開催し、ユニークなツレール君を見て「へー」と感心して戴きました。
見学会 説明
空飛ぶツレール君搬送中 「ツレール君」の構造説明
 概要
法面岩石や転石の撤去の際、ツレール君では対応できない遠距離の場所では、空飛ぶツレール君を使用します。索道を張り、最大500mまで延長が可能です。軽量・コンパクトで、またリモコンで操作するので安全です。
「空飛ぶツレール君」
 特徴
空飛ぶ状況 @リモコン操作で安全
A軽量・コンパクトで組立・解体も短時間でできます
B最大500mまで延長ができます
C作業能力は石の重さ約3tまで吊り上げ可能
D作業範囲は索道の起点を中心にクレーンを移動することにより、扇形部分の法面岩石撤去作業が継続して可能です。
Eツレール君を取り外すことにより、資材の運搬もできます。
 作業状況
超音波試験

<吊り出し強度の測定>

岩石の吊出し作業の安全性を確保するため、簡易弾性波により岩の強度を測定します。

必要な圧縮強度は
自然石   :一軸圧縮強度600kgf/cm2以上
コンクリート:一軸圧縮強度160kgf/cm2以上
です。

       ↓
簡易弾性波試験機 「TICO」
空飛ぶツレール 削岩機にて削孔 した削孔口(φ42mm)に「空とぶツレール君」を挿入しセット完了

       ↓

作業時にはワイヤーネットで落石に備えます

       ↓
巻き上げ搬送中(吊上げ重量約3t)
完了 「空飛ぶツレール君」にて搬送後油圧をゆるめツレール君を引き抜く。


−完了−
 空飛ぶツレール君のイメージ図