1. HOME
  2. 事業紹介
  3. 新技術・工法
  4. ハーフマイト工法

ハーフマイト工法

NETIS番号 KK170057-A 特許番号 第5945681・6098027号

静的破砕剤の破砕方向を制御

本技術は、静的破砕剤を用いた岩盤掘削において割岩力を1点に集中させることにより静的破砕剤では破砕不可能であった岩盤も破砕可能となる工法・技術です。

岩盤掘削施工時に大型ブレーカが使用できない現場、大型ブレーカでも割れない現場においては「静的破砕剤」が用いられてきました。しかし、岩盤が硬い場合は「静的破砕剤」を用いても割れない状況が多々ありました。

そこで「ハーフマイト工法」は静的破砕剤の割岩力を周囲,四方(4方向)に分散させるのではなく割りたい方向(2方向)に割岩力を集中させることに成功しました。
削孔した「孔」に半割り鋼材を挿入します この時 残置しておきたい方向に鋼材をセットします。残りの部分に「静的破砕剤」を投入します。
あとは所定の時間待機していると「静的破砕剤」と半割り鋼材の間から岩盤が破砕されます。

結果として「静的破砕剤」使用数量は従来技術と比較して「概ね50%」の数量で施工でき、破砕力は、その割岩力が1点に集中することにより効率よく硬い岩盤も破砕できます。

破砕原理

破砕原理

施工手順イメージ

施工手順イメージ

施工状況

施工状況

工法紹介

referral