かち割る君
NETIS番号 KK-230009-A 特許番号 特許第7217854号
楔+3芯で素早く破砕小割もできる
本技術は、岩盤の破砕作業において、割岩プラス小割の連続作業を可能にするため「特殊芯入楔型チゼル」を開発。更に硬質岩盤でも楔の効果が持続、耐久性もアップした。
- 「かち割る君」はバックホウ山積1.9㎥級をベースに、4,000kg級の超低騒音型大型ブレーカに「特殊芯入楔型チゼル」を装着(芯は先端及び両側に取付)したものでφ102mmの孔に挿入して打撃、岩盤破砕量は中硬岩で1日当222㎥(当社標準作業効率による)で大幅な工期短縮が出来る。
- チゼル先端に芯を入れたことにより破砕中にバックホウの足元の支障になる、大割れ石をその場で小割が行えるため横に取り出す手間が減り作業ロスが減少した。
- 楔部分の両側に芯材を取付けることにより、楔型チゼルの摩耗が減少し長く破砕効果が持続するため耐久性が向上した。
- 「かち割る君」の騒音は機械から10m地点で 81dB、振動は52dB、削孔に使用する「静マル君」の騒音は機械から10m地点で 80dB、振動は30dBなのでいずれも特定建設作業の規制値を下回っており周辺の環境や作業環境に配慮した低公害の技術です。
かち割る君工法の新開発 特殊芯入楔型チゼル
施工手順
図の様に押し開いて力が加わり、岩石が引張り破壊により破断されます。