特許 第3197546号
NETIS登録KK-040045-A
「芯割ジュニア」パンフレット 国土交通省 NETIS(新技術情報提供システム)へ登録済み
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 概要
岩盤に強固に結合させる噛着式アンカーで、仮設アンカーとしても利用でき、リサイクルができます。油圧により緊張させるため、瞬時にアンカーの効力を発揮する事ができます。
径42mmの削孔口で使用し、機械の入れない場所であっても人力削孔により施工できます。
またアンカーの長さを自由に調節できます。
カチットアンカー本体 アンカー施工中
 特徴
@径42oの削孔口で使用できるため、機械の入れない場所であっても人力削孔が可能。
A従来のアンカーでは薬液注入から緊張に至るまで、かなりの養生期間が必要でしたが、カチットアンカーは薬液を使用せず油圧によって緊張させるため、瞬時に緊張させることが出来ます。
B油圧により緊張させるため、瞬時に緊張したりゆるめたりできるので仮設アンカーとしても使用できます。
C従来アンカーでは不可能だった、長さの調節が可能です。岩盤の強度や岩の大きさによってアンカーの長さを自由に調節できます。
 施工手順
@ボーリング又は簡易弾性波等で岩盤の一軸圧縮強度を求める。

Aハンドハンマー、クローラードリル等で削孔
(径42oの削孔で使用できるので機会の入れない場所であっても人力削孔が可能です。)
削孔(径42o)
Bアンカー材の組立、挿入。

C油圧ジャッキにより緊張。
(4枚羽根式固定アンカーを利用している為、瞬時に岩盤と結合させることが出来ます。また仮設の場合、抜き差しが自由に出来ます)
緊張
岩と締結した状態で約50tの力を計測

対応できる岩は一軸圧縮強度600sf/p以上とほとんどの岩に利用が出来ます
施行完了
D油圧ジャッキにより緊張の解除

E拡径パイプの引き抜き
緊張解除
アンカーのリサイクル Fアンカー材を解体して完了
(取り外したアンカーはその後数回リサイクルが可能です)
撤去完了
 カチットアンカーの構造
 施工例